曲げわっぱは、日本の職人技巧の結晶であり、木材を湯で柔らかくし、巧みに曲げて円環や楕円形に仕上げる伝統的な技法です。 長野県塩尻市の奈良井では、慶長12年(1607年)以前より曲げ物が生産され、現在にもその技術が継承されて120年の歴史があります。 曲げわっぱを製作する繊細な工程は、世代を超えて受け継がれ、今でも一つ一つ真心を込めて手作りされています。
[製作: 小島曲物工房]